秋山 けんたろう
2023.02.05
活動日誌のページではありますが、私の過去の話なども書かせていただきます。なかなか普段お伝えすることが出来ない私の今までの経歴などもこのページで紹介できればと思っていますので。
私は「あの人に是非お礼を言いたい」と考えるくらい感謝している方がたくさんいらっしゃいます。そのうちのお一人が大学卒業後新卒で入社した企業の上司のMさんです。この会社では実は結構色んな経験をしたのですが、Mさんには今でも感謝しています。
Mさんは穏やかで、大人しいタイプの方でした。真面目で、仕事に対しては非常に厳しい方でしたが、部下である私のミスを黙ってかぶってくれるような人でした。
終電を逃してしまった際には車で自宅まで送って下さったり、食事にも頻繁に連れて行って下さり。真面目な方ではありましたが、ちょっと砕けた冗談話にも付き合って下さり、いい意味であまり気を遣わずに接することが出来る方でした。私は当時社会人一年目で右も左も分からず。今から考えると一年目とは言えあまりにも常識知らずだったように思いますが、それでもMさんはそんな私を温かく見守って下さったんです。
入社半年ほどで私が異動になり、Mさんとは話す機会が少なくなりましたが、お会いすると「忙しいと思うけど体調は大丈夫かい?また是非食事にでも行こう」と声をかけて下さったり気にかけてくれました。
この会社を退職したこともあり、私はもうMさんとは10年くらいお会いできていません。何回か是非お会いしたいと思ってご連絡しようかとも思いましたが、色々と仕事の事を教えていただいたにもかかわらず退職してしまった後ろめたさもありなかなかご連絡できず時間だけが過ぎてしまいました。
多忙な日々が続いたときもMさんは「仕事よりもあなたの身体が大事だから。辛い時は遠慮なく休みたいと言ってくれて良いから」と声をかけて下さったことは今でも忘れません。このとき以来、私は身近な人が忙しさで辛そうにしているときは同じような言葉をかけるようにしています。
Mさんにとって私は扱いづらい部下と映っていたかもしれませんし、今更連絡をしても迷惑がられてしまうかもしれませんが、選挙が終わったらMさんに連絡をしてみようかなと思っています。