秋山 けんたろう
2023.02.01
私が政治に興味を持ち始めたのは2001年です。当時中1でした。
中学入学と同時に小泉純一郎政権が誕生しましたが、当時の小泉首相の人気はすさまじく、TV番組でも政治関連の番組が急激に増えて政治の事を目にする機会が増えました。
それまで観たことのなかった国会中継も観るようになりました。
小学生の時にも国会中継を目にしたことはあったかとは思いますが、
小学生の自分には失礼ながら「頭の良さそうなおばさん、おじさん達が集まって何やら小難しい話をしている」としか思えなく、興味は持てませんでした。笑
当時まだ世の中の事をほとんど知らない状態の子どもでしたが、意外と国会中継も面白く感じました。
自分とは無縁の世界かと思っていましたが、自分達の暮らしと直結した議論が行われている。そんなところに面白さを感じました。
その当時、私の憧れの対象は専らプロ野球選手でした。イチロー選手や松井秀喜選手など多くのスター選手が活躍していた頃でした。ちなみに私が一番好きだったのは現在日本ハムファイターズの監督の新庄剛志選手です。というのは余談ですが。。。
国会中継を観ていると一際輝かしく、かっこよく見えた人がいました。
野党の議員さんです。
人気のある小泉首相相手に厳しく追及する野党の議員さんがかっこよく思えたのです。
その時「僕もあんな風にビシッと総理相手に追及できるような国会議員になりたい」と感じたんです。
でもすぐに「自分は勉強も苦手だし、家もお金持ちじゃないし、無理だ。政治家になんてなれない」そんなことを考えました。学校の成績が振るわずコンプレックスを抱いていました。
中学入学前から政治に触れる機会はありました。
街頭演説に立つ政治家や候補者の方の姿を見たことはありました。
しかしながらほとんどの方は大人が喜ぶような政策ばかりを語っていて興味を持てませんでした。
お一人だけ印象的な議員さんがいました。確か家の近所で街頭演説をされているのを見たのだと思いますが、その議員さんは小学校のクーラーの問題などを取り上げて語っていました。
「小学生の僕たちの事を考えてくれる議員さんが地元にいて嬉しい!」素直にそう感じたのを覚えています。小学5年生の時でした。
ちなみにその議員さんは日本共産党の区議でした。その頃は政治のこと全く分かりませんでしたし、当然国会と地方議会の区別もついておらず、その共産党の区議も国会議員だと思っていたくらいです。
政治に興味を持ち始めたきっかけは最初はやはり地元の共産党区議の存在でした。本格的に興味を持ち始めたのは2001年の小泉ブーム。
そして、政治への興味がぐぐっと一気に深まったのは2005年の衆院選の時です。なんと、選挙の日程は2005年9月11日。私の17歳の誕生日です。小泉首相が郵政民営化を掲げて解散総選挙に。郵政民営化に反対する元自民党議員にも刺客を選挙区に送り込むなど、注目度の高かった選挙です。このとき初めて選挙権がない悔しさを感じました。当時の選挙権は日本国民で満20歳以上である事が条件でした。
この時の郵政選挙で言えば1985年9月12日までに生まれている方が対象になります。法律的に20年目の誕生日の前日の午前0時から満20歳とされるとのことなので。
この選挙をきっかけに政治への興味が一気に強まったのですが、悲しいことに政治の話を出来る人が周りにはほどんどいませんでした。当時はインターネットの掲示板でどこのどなたかも知らない人と政治のことを話す事が多かったです。
「自分もその時の秋山さんと同じく政治のことを話せる相手がいなくて寂しいです!」という若い方は是非「日本民主青年同盟」に加盟して下さい!という宣伝をして今回は締めさせていただきます。笑
また、政治に興味を持ったきっかけなどについてお話しさせていただきます。